身長13フィートの巨大なビースト「バロン」の登場に、大会に参加したゲーマーやファンも大興奮

“Our team worked closely with RIOT`s US based creative team to recreate the Baron in Asia”

目的:

ライアットゲームズのファウンダー、ブランドン・“ライズ”・ベックとマーク・“トリンダミア”・メリルが出会ったのは、南カリフォルニア大学で経営学部の学生時代のことでした。ルームメートであり、ゲームを通じで友情を育んでいた二人に共通していたのは、ゲーム開発者がファンの声を聴いていないという不満を感じていたこと。彼らは、開発者たちがひとつのゲームから次の新しいゲームへあまりにも早く移行してしまうことで、熱心なファンのコミュニティを置き去りにされていると強く感じていました。そんな中、一緒にゲームをするうちに、自然と二人の間にゲームに新しい機能を提供し続ける会社があればいいというアイデアが浮かびました。次から次へと新しいゲームをリリースするばかりのゲーム業界の流れに従うのではなく、継続的に進化するゲームをプレイヤー目線で作る会社を設立しようと思い至ったのです。

彼らのインスピレーションの元となったのは、ゲーム自体は無料で配信し、付加特典に課金するという形式でゲームを販売していたアジアのゲームデザイナーでした。ベックとメリルは以前から、お金を払えば勝利できるゲームを不公平だと思っていたことから、自分たちが手がけるゲームでは、ほかのプレイヤーたちがコツコツ時間をかけて得ているレベルアップを、お金で買うことはできない形にしました。付加特典に新しいコスチュームなどのキャラクターの外見に変化をつけられる要素を加えたことで、プレイヤーはキャラクターを通じて、自分だけの体験を得ることができます。

 

ソリューション:

ライアットゲームズが目指すのは、世界で最もプレイヤー目線であるゲーム会社になることです。2009年に発売した最初のゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」は、現在では人気のマルチプレイヤーオンラインバトルゲームに成長し、ライアットゲームズの代名詞となっています。リーグ・オブ・レジェンドの舞台は、ルーンテラという仮想世界。そこには、ヴァロラン大陸の様々な国で起こる政治的闘争など、様々な背景を持つリーグ・オブ・レジェンドのチャンピオンと悪役が集います。チャンピオンの中には、別の惑星から来た、それぞれの思惑を持った生物もいます。これらのチャンピオンが時に激しく対立する様子が、荒々しくリーグ・オブ・レジェンドの世界に反映されるのです。

毎月1億人以上のゲーマーがリーグ・オブ・レジェンドでプレイしています。リリースから2013年までの間に、リーグ・オブ・レジェンドはアクティブプレイヤー数が最も多いゲームにまで成長しました。世界中で最もプレイされたPCゲームでもあり、eスポーツの爆発的な躍進にも大きく貢献しています。ライアットゲームズは、2011年以降、2013年と2015年に、それぞれリーグ・オブ・レジェンド世界大会や同社のゲーム選手権、シーズン中盤に招待者限定のeスポーツトーナメントなどを開催しています。

 

このイベントプロデュースに関わった要因:

ライアットゲームズは、常にゲームの制作方法を変え、ゲーマーをサポートしてきました。また、ローカルなゲーム体験を世界中に創出することにも熱心に取り組んでいます。それにはもちろん、日本も含まれます。

東京でのリーグ・オブ・レジェンド開催時にアイデアインターナショナルがその一端をお手伝いしました。リーグ・オブ・レジェンドの印象的なグラフィックをベースに、東京の品川プリンスホテルにゲームの世界を創り出しました。ゲーマーが画面上で見ている物を3Dで再現を試みたのです。“キュートな”ラムスやナーから、恐ろしいバロンまで、キャラクターもさまざま用意しましたが、最も注目を浴び、イベントの「スター」になったのはバロンでした。ゲーマーにとって、バロンはリーグ・オブ・レジェンドに欠かせないキャラクターであり、ゲームの中の旅の途中で、サモナーズリフトに現れる最も強力なモンスターです。バロンを倒せば、そのときライフのあるチームメイト全員に、210秒間「バロンの手」が与えられます。強敵バロンを倒し、「バロンの手」というバフをチーム全体が手に入れることで、全員がアタックダメージ、アビリティパワー、エンパワーリコールを得られたり、近くにいるミニオンの力を増幅させるオーラがもらえたりします。ゲーム内ではバロンについてこのように説明されています。「バロンは非常に強力なモンスターだ。気を付けて近づこう!バロンを倒せばたくさんのゴールドや魔法のパワーアップができるが、一人では戦わないように。」

ライアットゲームズ東京は安定的に成長し、プレイヤーの期待に応えるべく、その規模を拡大していっています。スタートアップのステージから抜け出たライアットゲームズ東京は、これからもどんどん発展していくでしょう。日本で新しく、よりおもしろいゲームを生み出すために努力を惜しまず、ローカル・コア・ゲームのシーンを常にアップデートし続けてくれるでしょう。

ライアットゲームズはリーグ・オブ・レジェンドを無料で遊べるゲームとしてリリースし、プレイヤーがフィードバックできるようにすることで、ゲームを向上させ続けてきました。同社のゲームデザイナーと幹部社員がオンラインフォーラムに参加し、プレイヤーのフィードバックに基づいた改善を加えていきます。

2012年、ゲーム文化の孕む中毒性やハラスメントへの対応策として、ライアットゲームズはプラットフォーム上でのハラスメントを根絶するために、心理学者から成る「プレイヤーの素行管理チーム」を発足させました。対立するプレイヤーの間にオプトインするチャット機能、プレイ禁止になったプレイヤーに対する禁止に至る背景の説明、プレイ禁止の程度を判断するプレイヤーによる審判などを取り入れました。その結果、ハラスメントの報告が30パーセントも減少しました。そして2013年には、リーグ・オブ・レジェンドは世界で最もプレイされているマルチプレイヤーPCゲームに躍進したのです。2014年から2016年には、リーグ・オブ・レジェンドのアクティブプレイヤーが6700万人から1億人を突破しました。

イベント主催社について

ライアットゲームズ

カリフォルニア西ロサンゼルスに本社を構えるライアットゲームズは、ゲーム開発や eスポーツのトーナメントを主催しています。南カリフォルニア大学でルームメイトだったブランドン・ベックとマーク・メリルの二人が協同し、新たなゲームの開発ではなく、すでにリリースされているゲームを継続的に発展させていくような会社を作ろうと、2006年8月に起業。そうして発表に至ったライアットゲームズは、2011年のTencent で多くの来場者の目を引き、その後2015年12月にはその存在感を確固たるものにしていました。2018年5月の時点で、ライアットゲームズは世界に24の支社を展開、2500人のスタッフが従事する企業へと成長しています。

イベント開催地

品川プリンスホテル(日本・東京)

東京の南の玄関口にあたるのが品川です。品川駅の目の前にそびえる品川プリンスホテルは、成田、羽田の両空港、東京ビッグサイト、東京フォーラムなどへのアクセスも便利。周辺には、映画館、ボーリング場、アクアパーク品川、テニスコート、ゴルフクラブ、スイミングプールなど、あらゆる娯楽施設が揃います。ビジネスにも観光にも、どんな目的にも対応できるエンターテイメントホテルです。

イベントハイライト

ゲームの中では小さくて鮮明に見えないバロンが、イベント期間中に13フィートの巨大バージョンで再現されるというニュースに、大会に参加予定のライアットゲームズのファンはもちろん、多くの東京中のゲーム愛好者が興奮を隠せませんでした。巨大バロンは、会場に入ってすぐのレセプションの中心に設置され、誰もがその姿を写真に収めずにはいられませんでした。アイデアインターナショナルの案による、スクリーン上で展開するゲーム空間を、照明や人工の植物を駆使してブースにも再現することで、プレイヤーがゲームの世界を現実世界でも感じられる工夫をしました。

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